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タイのシャムに逢いに行く ~寄り道1~

ウィマーンメーク宮殿のあるドゥシット庭園の中には、王室象博物館なるものがあり、
王室で所有されてきた歴代の象=ロイヤルエレファントに関する資料が展示されているというので、
せっかくなので、行ってみました。

その昔は戦闘の際、王を乗せて戦場で戦ったという象。
今はセレモニーに使われるだけの象徴的な存在になっていますが、
現在の王室でも、ちゃんとロイヤルエレファントを所有しているんだそうです。
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(王宮の衛兵の横にも象のモニュメントが・・・)


博物館は こじんまりとした建物が2棟。

1棟めには、歴代のロイヤルエレファントの象牙などの遺品が陳列されています。
入場無料なのに、観光客はほとんどいません。
なのに、エアコンはしっかり効いているので、疲れたとき、のんびりゆったりくつろげる穴場スポットです。

2棟めに行くと、圧巻。  白象の等身大の像が展示されています。
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白い象は、昔から神聖視され、発見されると全て、王室に所有されたそうです。

日本でも白いヘビやオオカミが神の使いとされたり、
アメリカの小説「白鯨」では、白いマッコウクジラ=モービー・ディックが 人間の力を超越した存在として 登場したりしています。

自然界では希少な 白い生き物が神聖視されるのは、万国共通なのかもしれません。

それにしても、ロイヤルエレファントとして崇め奉られた象。
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装飾もすごいです。

しかし、こんなに白い象がホントにいたんだろうか~
と、不審に思いながらいろんな展示物を眺めていたら、こんなんありました。
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かつてロイヤルエレファントとして大切にされていた白象の皮のホルマリン漬けだそうです。

見事な純白さ。 ですが、王室には失礼ながら、ややグロテスクにも感じてしまいました。


そういえば、今回の旅行では時間的な制約もあり 行けなかったものの、 行ってみたかった場所があります。

ひとつはシーウィーと呼ばれる法医学博物館。
ここはプミポン現国王が入院されているシリラート病院の病棟内にある医学博物館で、さまざまな死体、病理標本が展示されているそうです。
なかでも、有名なのはシーウィーという男の標本で、
この男は1950年代に5人の幼児を殺害し、不老長寿の薬としてその内臓を食べたという猟奇的犯罪者。 
死刑にしても足りないといことで、 死後も さらしものになっているそうです。

日本でも その昔は‘さらし首’なんてものがありましたが、今では信じられないですね。
(この博物館について、詳しくはコチラ。 ただし、かなり衝撃的な写真がありますので、心臓の悪い方はご遠慮ください。)

そして もうひとつは、 タイ労働博物館。
ここには近代以前のタイで行われていた奴隷労働や、中国からの移民が強いられてきた過酷な労働環境、あるいは現代の児童労働など、下層労働者をテーマにした展示が行われているそうです。

タイの、きらびやかな光の部分だけでなく、今度行ったときには、影の部分もちょっと覗いてみたいと思います。
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by a-nekotabi | 2013-01-22 01:26 | タイ
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