<< 猫のいる宿@福島 福島の犬に逢いに行く ~その1~ >>

福島の犬に逢いに行く ~その2~

狼信仰の神社として訪れた山津見神社。

拝殿にお参りすると
b0138848_2215423.jpg

天井には無数の狼の絵。

b0138848_22155742.jpg

この天井絵は 明治時代に この拝殿が造られたときに奉納されたもので、 その数は200を超えるのだそう。

b0138848_22161085.jpg

様々な狼が描かれていて、じっくり拝見したいと思いつつも、 見上げていると首が痛くなるので、そこそこ楽しんで拝殿を出る。

すると、拝殿の横に 「この先本殿650m」の立て札。

「やっぱり、本殿にもお参りしなきゃね~」と安易に考えた私は 躊躇無く、拝殿裏の山道に分け入った。

650mがどれくらいのものか、全然想像つかなかったし、そんな大した道のりじゃないだろ~と甘くみていたのだが

b0138848_222727.jpg
けっこう、うっそうとした山道。

b0138848_22271331.jpg
行けども行けども先が見えない。
だんだん、道があるんだか、無いんだかも 分からなくなってくる。
暑いし、ふだんの運動不足がたたって、すぐ息があがる。
安易に考えてたから、水も持ってきてないし・・・。
あ~、どうしよう。引き返そうか、どうしようか。
迷っていると、道のかたわらに気になる岩が・・・。
b0138848_22273792.jpg
これ、どうみても耳がついてる!?
狼っぽくもあり、トトロっぽくもある。
こんな岩に勇気づけられ、もうちょっとだけ、がんばってみようと思い直す。

・・・と、行く先に祠のようなものが!
b0138848_22275518.jpg
おお~!!これが本殿か!あ~、がんばって良かったな~。願い事、願い事。と 村の平穏を祈って、帰ってきた。

社務所に戻り、神社のお土産に、狼をかたどったお守りを購入。
b0138848_22281240.jpg

「本殿まで行ってきました~♪」と意気揚々と言う私に「え~!随分早かったですね。」と驚く神職。

私って、意外と健脚?と思ったのだが・・・。

帰ってきて、神社でもらったパンフレットを見て愕然。

本殿は山の頂上にあり、歩いて30分くらいかかる道のり。
(しかも、かなり険しい岩場を登らなきゃならないらしい。)
私が歩いたのは、せいぜい10分程度。
私が本殿だと思って拝んだのは、ただの手水舎だったのである。

あくまでも ツメが甘い私。
まぁまぁ、「福島の犬に逢いに行く」とは題してみたものの、
今回は、犬のご先祖、狼に逢いに行ったということで、どのみち本物の狼に逢えるわけでもなく、
煙に巻いたような話になってしまい、すみません。

それはそうと、
飯舘村には この山津見神社と綿津見神社という、2つの神社があり、
いずれも原発事故後も変わらず 拝殿を開け、住民の心のよりどころとなっているそうです。
(居住制限がされていますので、もちろん、神職も通いで、ということですが)

こんな事態の中、神社が無人になっても 誰も責めはしないと思うけれど、
たまに帰ってくる住民のため、毎日きちんと拝殿を開け、村の平穏を願う その姿に神社仏閣の、あるべき姿を想うのです。



ありがたきかな。ポチッとね!!  →   にほんブログ村 猫ブログ 野良猫へ
[PR]
by a-nekotabi | 2012-08-24 23:10 | 福島県
<< 猫のいる宿@福島 福島の犬に逢いに行く ~その1~ >>