<< ファティマの手 ひとりぼっちの仔猫ちゃん >>

イスラムの犬

トボトボと歩く ひとりぼっちの仔猫ちゃんを追っていたら、 
b0138848_2392774.jpg

頭上に視線を感じた。 見上げると
b0138848_2415487.jpg
犬!

おやおや、お前、なんでそんなとこにいるんだい?と 上に行ってみると、 そこは
b0138848_2432857.jpg
お墓!

おやおや、君、墓守の犬ですか~?
飼い主の姿は見当たらず、野良犬なのかどうか不明ですが、おとなしい犬です。
b0138848_2464510.jpg



イスラム教と猫については以前の記事にも少し書きましたが、 
実はチュニジアに旅立つ前、「本当にイスラムの国に猫が多いのか?それは何故なのか?」聞いてみようと、名古屋にあるモスクに行ってみました。
 
モスクの方は「猫のことはよく知らないけど、犬は嫌われてるよ」と言いました。
「え?なんで?」と聞くと、その人は「犬がいると天使が来ないから」と言いました。

カタコトの日本語だったため、???な感じだったので、家に帰って調べたら、 どうもこんな逸話があるようです。

ある時、預言者ムハンマドが天使と待ち合わせをしていたが、約束の時間になっても、天使は現れなかった。
後日、なぜ来なかったのか、ムハンマドが理由を尋ねると、天使は「あなたのそばに犬がいたから」と答えた。


というわけで、イスラム教では犬は嫌われ、不浄のものとされるようになったんだそう。
まぁ、現実的には「狂犬病を防ぐため」という意味合いもあるようで、「犬の唾液がついたら7回洗え」なんて教えもあるようです。
が、狂犬病ワクチンもある今となっては、なんとも犬にとっては災難な話だなぁと思います。

実際はチュニジアでも ちゃんとペットとして かわいがられているワンちゃんもいましたから、
それほどいじめられてるわけではないと思いますが(思いたい)、
そんな宗教的背景があるせいなのか、東南アジアと比べて野犬が少なかったのは、事実です。
そして、野犬が少ないからこそ、猫たちも安穏と暮らしていけるのかなぁとも思います。


話は戻って、墓守の犬
b0138848_3245059.jpg
この子はおとなしい子だったから、きっと天使も降りてきてくれるはず。

b0138848_3252439.jpg
どうか、安らかにお眠りください。



イスラム圏の犬にもポチッとお願いします!!  →   にほんブログ村 猫ブログ 野良猫へ


追記
トルコ東部でM7.2の地震があったようです。
震源はイラン国境近くのワン(ヴァン)というところ。
ここには白い毛並みで、左右の眼の色が違うワン猫という品種の猫がいて、 絶滅の危機に瀕しているため、大切に保護・繁殖されているらしい。
この町にはワン湖という きれいな湖もあって、かつて、ワン湖を泳ぐワン猫(ワン猫は水遊びも得意らしい)の写真を見たことがあったので、いつか行ってみたいと思っていたところだ。
被害がどれほどなのか、気になる。。。
また、最近、洪水の状況がずっと報道されているタイ。
こちらも、昨年 保護した我が家の猫が シャムの血を受け継いでいるため、彼のルーツ(?)をたどるべく、行きたいと思っていたところ。
国内では東日本大震災、そして海外でも相次ぐ自然災害。
被害が大きくならないことを、そして被災された方々に1日も早く平穏な暮らしが戻ることを、
切に願う。
[PR]
by a-nekotabi | 2011-10-24 03:46 | チュニジア
<< ファティマの手 ひとりぼっちの仔猫ちゃん >>