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写真展「田代島と東北の猫たち」開催中です!!

写真展の会期が半分過ぎました。
毎日ギャラリー番の合間に仕事をし、帰ったらバタンキュー(←若い子には通じない007.gif

ブログ更新もままならず、申し訳ないです。
この3日間、ご来場いただいた方々といろんなお話をし、私自身、すごく勇気付けられています。

中でも、きのう15日にお越しいただいた男性2人には、深く考えさせられるところがありました。

午後3時過ぎ、何やら入り口が騒々しいな・・・と見に行くと、よたよたと私に向かって歩いてくる男性がいました。
受付に置いてある芳名帳に、彼は自分の住所を書いてくれと言います。
言われるままに彼の住所を書き込むと、彼は「名前は自分で書く」と言います。
床にドサッと倒れこむ彼の前に芳名帳を置き、サインペンを渡しました。
四苦八苦しつつ、懸命に名前を書き込むその人は、手足が不自由な方でした。

何がなんだかわからず、唖然としている私に、彼は言いました。
私に逢いに来たと。
「かつて人間関係に悩んで落ち込んでいた時に、私が出ているラジオを聴いて、元気をもらった。 
先週、たまたまラジオで この写真展の告知をしているのを聴いて、是非、逢いたいと思ってやって来た」と。
彼の住所は、名古屋から遠く離れた豊川、新城の方から電車で来たと言います。

信じられませんでした。
彼は、ギャラリーの中を見て歩くのでさえ ままならない体です。
どうやってここまでやって来たというのか。
豊川から名鉄かJRか電車に乗って、地下鉄に乗り継いで、さらに駅からギャラリーまで歩いて、ようやくギャラリーに着いても、今回の展示会場は、ギャラリーの2階。 エレベーターは無く、階段を登ってこなければなりません。

ふと気付くと、彼のそばには、おじさんが1人、立っていました。
このおじさんがまた、ファンキーというか、
ラメラメの帽子にミラーのサングラス、手には軍手という、芸能人で言えば、内田裕也的な感じの方だったんですが、私は 「ああ、付き添いの方がいたのね」と思いました。

・・・が、しかし。
聞くと、その人は たまたま近くで逢った人で、ギャラリーの近くまで来て、場所を確認する電話をしようと四苦八苦している彼を見かけたおじさんが、話を聞いて、連れてきてあげたということでした。

このお二人のことは、家に帰って考えれば考えるほど、強く心に残る出来事でした。

何かを成し遂げたいと強く思う心。
そして、そんな心を持って前に突き進む人に、そっと手を差し伸べる人。


日本の復興のために必要なのは、こんなことなんじゃないだろうか。

被災地の人に、「希望を失わないで」と言うのは、あまりにも無責任かもしれない。
でもやっぱり、どんなに辛くても、苦しくても、前を見ることを、あきらめないで欲しい。
そして、今回被災しなかった者たちは、そんな風に、前に向かって歩こうとしている人たちを、そっと支えていく。

今回の写真展で、少しでも復興の支援ができれば、なんておこがましいことを思っていたけれど、
ご来場いただいた方に、人間として、あるべき姿を見せていただいた出来事だった。


会期もいよいよ後半です。
17日(金)は開場時間を延長し、夜9時までオープンします。
またステキな方々との出逢いを、楽しみにしています。



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~東日本大震災復興支援 写真展~
田代島と東北の猫たち
2011年6月14日(火)~19日(日)
11:00~18:30 (最終日は17:30まで)

アートスペースA-1にて

※ 6月17日(金)は 21:00まで開場します。









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by a-nekotabi | 2011-06-17 02:18 | 写真展
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