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写真展・解説

チュニジアを訪れて、びっくりしたこと。
それは 商店や街のあちこちに 当時、大統領だったベン・アリの写真が飾られていたことでした。

旅行前は 独裁国家だなんて知らなかったから、なんじゃ、こりゃ、北朝鮮か?と思ったものでした。

その後、厳しい言論統制がされていて、カフェなんかでも政治の話はご法度なのだと聞かされて またびっくり。
「北アフリカで最も治安の良い国」「イスラム圏だけど、比較的 西洋にも開かれた国」
だけど、その実、
23年にもわたる長期政権は 大統領一族による利権の独占をもたらし、一方で、高い失業率は改善されないことに国民の不満は相当、鬱積していたんですね。

そんな政変直前の人々の気持ちを、猫の写真を通して表現できたらと思って選んだ今回の写真展の作品。

6枚の写真の中には
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この場所で撮影した別カットが展示されています。
赤いのはチュニジアの国旗、そして運動会の万国旗のようにひらめいている旗は、当時はまだ大統領だったベン・アリの写真です。
よ~く見ないとわかりませんが、探してみてください。

そして
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この写真も別カットが展示してあるのですが、
扉が開いて広がる 自由で平等な未来へってイメージで選んでみました。

6枚の作品につけたタイトルは「チュニジアン・ブルーな猫たち」
 
チュニジアの青い扉や青い空はよく、「チュニジアン・ブルー」と表現されますが、
ブルーという言葉には「マリッジ・ブルー」とか「マタニティ・ブルー」とか、“憂鬱な”って意味もあります。

チュニジアという国では政変があった。政変に至るまでには 国民がどれほど不満を抱え込んでいたのか。
そんなことに気付けば、ただ「あ~、猫ね。」で終わらないと思ったんですが、
まぁ何を感じるかは、見る人の自由です。
どうか、お気軽にご覧いただければと思います。
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見に来てニャ~


安形写真塾ゼミナール展
4月15日(金)~21日(木)
富士フィルムフォトサロン 名古屋 
10:00~18:00(最終日は14:00まで)

※チュニジアの猫写真6点、出展しています。





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by a-nekotabi | 2011-04-17 03:34 | チュニジア
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