磐梯山の爆裂噴口を望む黄金平を出て 先へ進む。
・・・と、急なカーブを曲りきったところで開けた視界の先に見えたのは おお! あれはゲレンデではないか!! 猫魔スキー場なのか!? 猫魔スキー場なのかどうかは分からないが、一筋の光を見たような気がした。 しばらく行くと、また展望スポットがあり、何台かの車が止まっていて、観光客が記念写真を撮っている。 私も車を止め、観光客の方へ行ってみる。 すると、 ここは、山湖台。 山も湖も見える展望台ということか? 山はというと、磐梯山が望める。 会津富士とも呼ばれ、日本百名山のひとつでもある。 あらためて地図を確認する。 猪苗代湖を正面に望み、左手に磐梯山が見えるこの場所からすると、 猫魔ヶ岳は、真後ろに見えるはず・・・。 振り返ってみる。 こうゆうとき、山に名札がついてたらいいのに、と思う。 まぁ、そんなことを言っても埒が明かないので、 なんとなく猫魔ヶ岳を拝んだということで 満足しながら帰ることにする。 家に帰ってから、猫魔ホテルで買ったお土産を確認。 猫魔ヶ岳なのに、猫をあしらったお土産は これくらいしかなかった。 中身は 味は、まぁフツウ。 このパッケージを見て、あっと驚き。 改めて自分の撮った写真を確認。 ちなみに、 おみやげのパッケージにも‘猫魔ヶ岳’という名前の由来について書かれているが、 「猫の歴史と奇話」(平岩米吉著)という本の中でも、この猫魔ヶ岳について触れられている。 それによると、 本州中部の裏日本(現在の福島、栃木、新潟、富山、石川、岐阜)にかけて、昔から怪猫が住んでいるという話が伝えられていた。その怪猫は 俗に“猫股”といって恐れられていた。 そんな伝説のあるところには、多くの猫の字のつく地名がある。 猫魔ヶ岳にも、古来、猫股が住むと信じられていて、山の西の麓にある雄国沼あたりに釣りにくる人を惑わせたり、襲ったりしたといわれたそうだ。 さらに、猫魔ヶ岳には猫が祀られており、文政ごろ(1818~29年)には 猫の絵を書いたお札が 磐梯神社から発行されていた。 しかし、明治以降、猫のお札も、縁起の類も、猫に関するものは全く絶えてしまった。 猫魔ヶ岳の猫のお札なんて、猫マニアなら絶対、欲しい逸品だ。 絶えてしまったとは、残念な限り。 福島の復興に、ぜひ再び、猫の魔力を利用してほしいと思うのは、きっと私だけであろう。 賛成派の人、ポチッとね!! →
by a-nekotabi
| 2012-09-02 02:33
| 福島県
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