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死生観@北陸

話は北陸に戻ります。

私が聞いた、「猫だって何の生まれ変わりかわからん」というおばあちゃんの言葉。

「納棺夫日記」の中には、こんな一説がありました。
・・・みぞれの中で大根を洗うこの地方の老婆は、梢に残った木の葉が一枚落ちる度に、「なんまんだぶつ」と口ずさんでいる。・・・

死生観@北陸_b0138848_103990.jpg

いずれも、この地の人々が いかに命の重みを大切にしているのかが実感できる逸話だと思います。


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~~~~~お知らせ~~~~~


  個展開催!!
2010年4月23日(金)~29日(木・祝)
富士フィルムフォトサロン名古屋にて

by a-nekotabi | 2010-03-12 01:08 | 石川県 | Comments(2)
Commented by ina at 2010-03-12 20:47 x
北陸地方は親鸞が精力的に活動をした地。
巡る命を感じる地元の人の感性はいにしえの教えなのかも知れませんね。
こういうのことを考えると、人にとっては「宗教」という拠り所は必要なんだなと感じます。
Commented by a-nekotabi at 2010-03-13 01:45
>inaさん
「納棺夫日記」の青木新門さんも、親鸞のことを熱く語っておられますね。
北陸の人たちの思想の中には、知らず知らずに親鸞の教えが根付いているのでしょうかね~。
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